「ウイッシュルーム」2022年07月14日

 
 2018の映画

 古屋を買った夫婦は秘密の部屋を見つけた

   とは ありがちなホラーかと思うでしょ

 ありがちなホラーにちょっと味付け
 
 オルガ キュリレンコのボディサービスも少し

       彼女はボンドガールもこなした

       「薬指の標本」ではほぼオールヌードだった


 口に出せばどんなものでも現れる不思議の部屋

   とは ファンタジーともちよっと違う

 
 あなただったら何を望む?

 但し家から外への持ち出し禁止・・・灰になる

    
 だったら とりあえずオルガ キュリレンコを望んでみようか

ヴェノム・・このキモさ2022年05月21日


       一作目が気に入って

       二作目やっと先日観た

 ヴェノム・・このキモさ    痛快!

 もう近頃何が善で何が悪か判らなくなった

 とりあえず悪いと思う奴ら

 みんな脳みそ喰っちまえ


 わたくしたちの意識は

 どんどん過剰になってきて

 激しさを好むのです
        

 でもよく見ると このヴェノムって奴

 BUGっぽい  

        5月2日のVWのマークを見てちょ

映画「罪の声」2022年01月14日


 昨年もとりあえず200本を超えるだけ映画を観た

 でもそれほど観るべきものは無かった様に思える

 
 珍しく邦画のご紹介

 原作は塩田武士のベストセラー「罪の声」

 70年代80年代の世相を捕えた

 我々世代には滲みる

 幼い声とはいえ 犯罪に使われた 重さ

        苦悩する宇野祥平の演技が心を打つ
 

 庵さん二十歳の春 

 欧州ふた月の研修を終えて羽田に降りた時

 あさま山荘事件の真っただ中

 何が起きている?!と 戸惑った

韓国映画「oasis」一度観てくれ2021年06月13日


 友人に勧められて観た

 2002の韓国映画

 たくさん賞をもらったらしい

 
 キツ~い映画だった

 それは庵さん自身がフツーと思われる人だから

 主人公ふたり以外のその他大勢と同列の人だから

 
 現実の世の中で厄介者の烙印を押される

      自分の心に正直すぎる男と脳性麻痺の女

 ふたりの恋愛にその他大勢の人は絶対理解できない


 観客は

 まるでフツーの人なのに

 少しづつ 少しずつ理解して やがて 喝采を送る


 いい人になりたから かな

映画「バベットの晩餐会」2020年11月26日

 
 「みをつくし料理帖」をどどっと読んだところで

 GYAOで「バベットの晩餐会」を観た

 たまたま食にまつわるテーマだった



 北欧の貧しい漁村で

 プロテスタントの教職者の美しい二人の娘と共に

 文字通りの「清貧」と言われる生活を美徳とする人々

 老いてささくれ立った心を癒したのは

 なんとも ねー    
 
     年代物のワインと名人の作る豪華な食事なのだ よー
 
 この裏返しの映像表現には引き込まれたが

 「みをつくし料理帖」をどどっと読んだところなんでねぇ

 
 人の食に対すると喜びとはねぇー

香りの記憶2020年11月08日

 
 甘い香りの漂う散歩道

 知ったかぶりで「のたまわ」ってみた

       楓の匂いだね 楓はメープル 

       ほらメープルシロップの匂いだよ

 嘘ばっか  桂でした

 春先から雪が舞うまでづっと薫っている



 昨夜観た映画

 植物人間になった妻に意識確認の最後の手段

 好きだった香水の香りに反応した

       仏映画らしいな


 香水には縁遠い庵さんも

 シャネルの5番ってだけで

マリリンモンローが素裸に纏った香りって知ってる

       どんな香りかも知らないくせに

 知ったかぶりで「のたまわ」ってみるかね

少し古いけど「白蛇伝説」2020年03月08日

 
 これにも出ている香港中国の映画のつくりもののキッカイさ

 すごい手を入れて作ってるんだけど何故かキッカイ

 我々日本人との耽美的感覚の不一致だな 多分

 
 伝説好きの庵さんが以前のブログでも紹介した

 1958年の日本アニメ映画の金字塔の本国実写版なのだが


 奇怪至極の妖怪 魑魅魍魎たちたち

 笑えるんだよね


 でもどうして大昔から世界中で 蛇と女が組み合わされるのだろう

これぞ映画「天国でまた会おう」2019年10月06日

 
        心のありかを仮面で伝える

        心のありかを仮面で隠す

 あなたの仮面はどちらでしょ



 第一次大戦終結間近

 司令官の残虐性の為に命を落とした人たち

 二人の帰還兵が国と此の司令官に復讐を遂げる

 その方法とは

 
 フランスらしい描き方で映画らしい映画を久々に観た

 仮面好きの庵さんお勧めの1本

みちのく「角館武家屋敷」2019年09月20日


 訪いを告げると

 やがて「どぅ~れ」と声がする

 無精ったらしく伸びた月代の永瀬正敏が現れる

      「 隠し剣鬼の爪 」


 角館武家屋敷

 藤沢周平の映画に出てくる場面は此処で撮っているらしい

 
 
 昔 一重の窓の木造の一軒家に母と一年間住んでいたことがある

 北国でこんな屋敷に住むことは

 つらいよ

老人の映画「家へ帰ろう」2019年09月07日


 またしても老人 またしてもホロコースト

 腕に刻まれたナンバーはそれを教える

 そう彼は逃げのびてアルゼンチンで仕立屋を営んでいた

 人生をリタイヤする寸前に帰るところは彼の故郷の家ワルシャワ

 無二の友に最後に仕立てたスーツを届けに

     ドイツを通らずワルシャワに行きたいと”だはんこく”


 前回の映画で老人を駆り立てたものは  「復讐」

                    今回は  「友情」
 
 
 老いたものが為すべきはなんなのか

 
 仕立屋のジジイのダンディズムを見てくれ