黒澤映画「白痴」にみる札幌雪まつり2019年02月06日

 
1951年の映画 黒澤明監督の「白痴」

 1950年生まれの庵さんはほぼリアルタイム

 冬の札幌ロケなので街並み建物がいちいち懐かしい

 映画ファンなら是非観てほしい

 
 
 一番上のカットは雪像のようだが 雪まつりは1950年から

 二枚目の怪獣のようなひょうきんものは

 中島公園ボート池の氷上カーニバルの映画の為のつくりもの

 詳しくは当時の新聞記事をご覧あれ

 扨 お立合い

 黒澤がこれを雪像または氷像と見立てたのなら

 始めたばかりの雪まつりの関係者に多大な衝撃を与えたに違いない

 だが残念ながら素材を無視した無謀な造形とも言える

裸婦はアートである2019年02月15日


 またしてもGYAO無料映画のご紹介

 邦題に悶着はあるが「裸婦」であることに頓着したい

 きれいな映画はきれいな絵であることと

 きれいな人間関係にあること

 裸婦をアートとして見るか欲望の対象とした女として見るか

 
 先ず この女優さんを裸にした監督がエライ

 次に 劇中 なんでもない若い母を

     塑像のモデルとして見出した芸術家の妻がエライ

 
 それほどこの裸婦は

 手足が長く 首も長く 乳も小さいがいい形

 おまけに陰毛もしっかりしていて

 造形的に申し分ない


 邦題「アトリエの春 昼下がりの裸婦」

 確かに悶着はある


 
 名作エマニュエルベアール主演の「美しき諍い女」とは一味違うが

 どうよ

アヨロ海岸 「海の別邸 ふる川」2019年02月24日

 
 庵さんが勝手に「人たらし」とうそぶき讃えている

 今は会長に退いた古川善雄氏のホテルへ行ってきた


       心のリゾート 海の別邸 ふる川


 庶民の中で底辺にある庵さんが気楽に行ける温泉宿ではないが

 復興割でやっとこ訪れることができた


 此処の売りはいろいろあるが 水平線から出現する朝日

 この日は上々の天候で写真の通り
 
 氾濫する映像の時代にあえてTVを置いてないので

 強引に導かれる非日常

 
 たまたま部屋にあった 

 愛すべき「金子みすゞ」の詩を数年ぶりに繰りながら

 供されたやわらかなピアノのCDを流し

 汚れた心を ほんの僅かなの束の間  清めてきた