巨大な絵 ディマシオ ― 2019年10月22日
神田日勝 ― 2019年07月18日

1978年に今の北菓楼札幌店元の道立美術館で個展を観た
「室内風景」と「馬(絶筆)」)は強烈だった
鹿追に美術館ができたと聞いて既に幾年
TVの絶大なる威力に導かれて初めて訪ねた
農民画家 神田日勝記念美術館
常々通う人は目先の変わった展示も良いが
場所が場所だけにめったに行けない私の為に
ありったけの彼の作品を展示していて欲しかった
それでもスケッチブックが自由に手に取って観れるというのは
なんだろう
「室内風景」は道立近代美術館にあるのだが
これまた収蔵作品としてめったに公開されない
螺鈿 ― 2019年06月20日
加清純子 ― 2019年05月17日

北海道立文学館
加清純子の特別展に行ってきた
「第二次大戦後のアプレゲールで、デカダンでアヴァンギャルドに
時代を駆け抜けた天才少女画家です。」 との謳い文句は
流石文学館的表現・・・・・・・・わざわざ昔言葉をならべたな
戦後復興して行く札幌で渡辺淳一の青春を彩った 少女(をんな)
「阿寒に果つ」は彼の自伝的小説 映画にもなった
昭和ヒトケタフタケタの皆さま 心ざわめくものが おありでは
襖のデザイン ― 2018年07月17日
運慶展観てきたよ ― 2017年11月09日

運慶の頃の仏像は絢爛である
木彫だが水晶で玉眼を施し 金属で装飾も施し
極彩色の絵の具を施したり金箔を押したりもしている
時代も国も違うが右写真はポンペイ出土の
ビキニのヴィーナスと呼ばれる彫像
下着を着用している女神も珍しいが
素裸より悩ましいのは神や仏に何を求めたのだろうか
叔父の葬儀が群馬であったので帰路立寄った
11月3日の祭日だったので早朝から大変な人出だった
都会は庵さんの行くところではないと知った
赤翡翠の池 ― 2017年01月02日
パリの郊外の廃屋 ― 2016年11月16日
ディック ブルーナ ― 2016年07月04日

北海道立文学館のブルーナの特別展へ早速行ってきた
ミッフィー好きなんだよね と言ったら 嫁に笑われた
ブルーナは絶対マティスに影響されていると思っていた
やはりそうだった
簡潔なフォルム 単純な色彩
マティスも色紙を切るとき 自分の色で色紙を作っていた
ブルーナもそのようにしている
作品性やテーマは異なるが 両者共好きな作家さん
決して幼児性がみられてきたアブナイ老人ではない
安珍清姫 ― 2016年02月22日

浄瑠璃や歌舞伎でも名高いこの物語を知ったのは
高校二年の美術鑑賞授業にて
既に北菓楼に売却された旧北海道立図書館は当時
北海道立美術館だった
記憶では横山大観の水墨による絵物語
眉目秀麗の美僧安珍を追い
恋慕に焦がれ終には火を吐く蛇身に変身した清姫との
心も身をも焼く道成寺物語
青春の心をとらえた道成寺は数年前訪ねた
四月から足立美術館蔵の横山大観展が始まる
此の作品はどこを調べても出てこないのだが記憶違いか
同じテーマで美しく描いたのは小林古径