老人の映画「手紙は憶えている」 ― 2019年08月18日
先頃話題のクリントイーストウッドの「運び屋」も90歳のジジイ
此の映画の主人公も90歳のジジイなのだが
90歳でなければならない理由がある
認知症でなければならない
アウシュビッツに居たことがなければならない
そして こんな老いぼれ何も出来ぬ と思わせなければならない
観客を欺くストーリーはどこにヒントがあるのか
彼は何気なくピアノがあると昔覚えた曲を弾き始める
ある時はメンデルスゾーンであり
またある時は それはワーグナー
ナチを扱った映画では異色
さてもさても 我が国の老害は日常茶飯事になった
なんとか品よく齢をとりたいが・・・・無理だな・・・・
映画「デザートフラワー」 ― 2019年05月29日
2009の映画
原作はワリスディリーの自伝的小説「砂漠の女ディリー」
ソマリアの大地で育った娘が雑誌の表紙を飾るスーパーモデルとなる
サクセスストーリーではあるが
苦しみの声をしぼりあげて訴えたのは自らが受けた
女子割礼の忌まわしい事実
女性器切除そして僅かな孔のみを残す縫合
感染症で死亡するケースも少なくない
排尿や月経で苦痛を伴うのも想像できる
男尊女卑の思考の延長線なのだろう
現在も継続して慣習として行われているというから恐ろしい
「アニーインザターミナル」 ― 2019年03月19日
裸婦はアートである ― 2019年02月15日
黒澤映画「白痴」にみる札幌雪まつり ― 2019年02月06日
おすすめ映画18「タクシー運転手 約束は海を越えて」 ― 2019年01月07日
国に対する愛は何処にあるのか
普通に心にある人
思考する頭にある人
殴る筋肉にある人
たまに人には見せない腹にある人
そして そして 血にある人
「光州事件」を繰り返しテーマに
あなたの「愛国」はどこにあるかもう一度問う
結局なんだか 韓国っていう国の人達は
筋肉に思考回路があるみたい
それがこんな映画をつくるんだよね
ロダン没後100年記念映画 ― 2018年10月17日
自分の才能を過信している四十代のオトコは
えてしてそうだが
若く美しく才能のあるヲンナを自分のものにしたがる
若く美しく才能のあるヲンナである弟子は
師匠であるオトコの関係と仕事を世間に認めさせたかったが
オトコは切り捨てた
「ロダン カミーユと永遠のアトリエ」を観た
バルザック像と闘うロダンの苦悩をみるより
1988の映画「カミーユクローデル」での
イザベルアジャーニをみてほしい
若く美しく才能のあるヲンナをみてほしい
おすすめ映画17「青いパパイヤの香り」 ― 2018年05月31日
越南ー仏領インドシナー愛人/ラマン ― 2018年04月11日
か細いフランス人の少女がめいっぱいの背伸びをして媚
憧れから性愛へ そしてそれは愛へとかわる
名作 「愛人/ラマン」
フランス統治の面影濃いサイゴンは魅力的だ
ジェーンマーチは此の後「薔薇の素顔」でもしなやかな裸体を披露
ナスターシャキンスキーの次に庵さんの心に残る女優となった
グーグルアース ― 2018年02月16日
パソコンを始めたのは20数年前
ただ・・・CADを使えないと仕事をもらえなくなりつつあったから・・・
そして今 なんてことだろう!
実話を基にした映画「ライオン/25年目のたたいま」
5歳で迷子となりインドから遠くタスマニアの夫婦の元で暮らしていた
時代は幼い記憶の断片ををグーグルアースで繋ぎ合わせた
母は健在だった
彼の帰りを待って同じ村に留まっていた
過去のブログで庵さんも書いたが
二十歳の時に世話になったデンマークの家を
グーグルストリートで見せてもらった
誰か過去を覗ける方法を考えてくれ!